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ホーム心のビタミン

「日々のコミュニケーション」

 本センターでは、可児市民を対象に夏休み期間中(7月授上旬~9月上旬)に、「標語・300字小説」を募集しています。

 毎年公立全小中学校の児童生徒が応募してくださり、各学校の人権担当者が本センターまで、応募締め切り頃に作品を届けて下さいます。

 今年も全小中学校に提出して頂き、応募総数は、2,912作品となりました。

 子どもたちが「人権について考える」一つの方法として、教育委員会に協力いただきながら、長い歴史の中この募集が継続されています。

 ある学校(A校)の先生が、締め切りを大幅に過ぎてしまったため、恐縮しながらセンターまで作品を届けて下さいました。その際に先生にお時間をいただき、学校の状況等をお話しすることができました。

 学校側は、夏休みの宿題として、ポスターや作文・工作等様々な機関から募集のお願いをされるようです。学校現場の先生方のご苦労を話してくださいました。

 そのような大変な中、学校は子どもたちに人権の大切さを伝えるために、計画的に作品の提出をしていただいていることを知り感謝しました。

 学校関係者ではない私たちにとって、現場の本当の大変さは分かりません。

 「以心伝心」で先生方は分かってくれていると考えるのではなく、日々のコミュニケーションが十分行われて、初めて先生方と通じ合える。

 A校の先生とは、今後もお会いする機会が会議等でありますので、これからは自分から言葉を交わして、お互いの基盤が常に同じであることを確認していこうと改めて感じました。