最新の「おしらせ」

「機関紙ぬくもり」85号 発行!

7月1日「機関紙ぬくもり」85号を発行しました。
各地区回覧板にてご覧ください。小中学校・幼保育園にて子どもたちにも配布しております。

また、市役所地域協働課・可児市総合会館・福祉センター・図書館・各地区センター・子育て健康プラザmanoにてラックなどで配布しております。

4コママンガ「ぬくもりまゆちゃん」最新話も掲載しています。
是非お手に取ってご覧ください。

最新の「活動報告」

「岐阜市人権パネル展示見学」(岐阜市人権人権啓発センター視察)

 先日、岐阜市人権啓発センターの主催する「人権パネル展」へぎふメディアコスモスに本センター職員2名で行ってきました。

 その際、パネル展示の見学だけではなく、岐阜市の啓発活動等教えていただき、お互いの人権啓発進捗状況の情報交換もできました。

 人権啓発センターは、県内では岐阜県と岐阜市、そして可児市の3施設しかありません。

 その岐阜市人権啓発センター職員の方々に丁寧に説明をしていただき、意見を伺うことができて大変参考になりました。 今後も人権啓発機関との連携及び情報共有を行い、可児市民の皆様の人権が守られるよう人権啓発活動を継続していきます。

最新の「心のビタミン」

「生きることの大切さ」

 8月2日(金)に多治見市産業文化センターで、多治見市・多治見市教育委員会が主催する「多治見市子どもの権利セミナー」に行ってきました。

 セミナーの内容は、第1部「子どもの権利擁護委員会報告会」第2部は、切磋亭琢磨氏による「笑って考えよう!子どもの権利」落語&講演会の構成になっていました。

 第2部の講演会講師は、社会人落語家の切磋亭琢磨こと石橋豊さん(72)。「車で三重県津市から片道2時間50分かけ会場まで来て、1時間30分講話して、また、2時間50分かけ帰っていきます。」と最初に笑いを取りながら、落語が始まりました。

 講師の切磋亭さんは元小学校教員。30代半ば頃に担任した学級で、重い心臓病を患う男児がいたそうです。病弱な男児(A君)との接し方に悩んだため、保護者に詳細を聞きに家庭訪問をしました。A君の母は、何を聞いても「皆と同じようにして下さい」と言ったそうです。 

 しかし、体も小さく顔色も悪いA君は体調不良が続き学校を休みがちで、体育も見学をしていました。初めクラスの児童たちは、A君を特別扱いして、良く思っていませんでしたが、徐々にクラス全員がA君を大切な存在として認めるようになりました。

 A君の母は、「うちの子は生きているだけでいい。そして、皆から好かれる子になってほしい。」と言われ、本当に誰もから好かれる天使のような子になったそうです。

 翌年、彼は大手術をすることになり、亡くなってしまいました。

 「生きたくても生きられない人がいる」一日一日を大事に生きる。

 A君の話を通じて、切磋亭さんが、『生きることの大切さ』と『皆が幸せになるために、積極的に人権の勉強をする必要がある』と話されたのが、印象に残りました。