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新型コロナウイルス感染症に関する偏見・差別

新型コロナウイルスによる感染が流行しています。このウイルスには「3つの“感染症”」という怖い顔があります。(日本赤十字社「新型コロナの3つの顔を知ろう」抜粋)

その3つとは
①「病気」 ②「不安」 ③「差別」 です。
このウイルスは見えません。ワクチンも薬も開発されていません。分からないことが多いため、不安や恐れを感じてしまう。それは当然のことです。不安や恐れは人間を生き延びようとする本能を刺激します。
敵が見えないのは本能的に怖いので、自己防衛本能のスイッチが入り、脅威を排除したくなります。しかし、その脅威が見えない。そこに、感染者が現れると、人間の脳はこれを敵と認識してしまいます。

嫌悪の対象を偏見・差別し、遠ざけることでつかの間の安心感が得られる。
第3の感染症「差別」を防ぐには
・「確かな情報」を広めましょう。
・差別的な言動に同調しないようにしましょう。

新型コロナウイルス感染症は誰もが感染しうる病気です。誰もが患者になる可能性があるので、「敵は人でなくウイルスである」それを心の中で唱え、嫌悪感情を人に向けるのを踏みとどまり、相手を思いやる気持ちを持ち、冷静に行動しましょう。