人権4コマまんが「ぬくもりまゆちゃん」
本まんがは、世相に合わせ本センターのキャラクター「まゆちゃん一家」の日々のぬくもりある会話を作画としております。(全て本職員にて製作)
ぬくもりまゆちゃん28(68号) 素直な心

人から、突然に自分の過ちを指摘され、嬉しい人は少ないものです。
それぞれ異なった環境の中で生きてきたからです。
性格も経験も違うからです。
TPOを心得て、穏やかに訳を話すことが大事です。社会には規律があって、皆でうまく生きていこうとしているからです。やわらかな慣習は、家庭にもあります。和やかな楽しい家庭を築くことが大切だからです。自分勝手では、スムーズに毎日を過ごせません。
このことから「まゆちゃん一家」には、当番が決まっているようです。「まゆちゃん」は優しい子です。役目があっても状況を見て手伝いをしているのです。この気遣いが融和の大切さです。当番であっても当たり前など、ないのです。その人の状況は様々です。
素直な心で状況を話し、お願いすることも大事なこと、素直な心で感謝することの繰り返しで、周りの人は味方になります。(y・k)
ぬくもりまゆちゃん27(67号) 感謝の気持ちを忘れずに

子どもが、自分の母親の笑顔を見ることほど嬉しいことはありません。
子は、その機会は何かを探します。母親が、その機会をつくることは、日常の生活に多くあります。子は、「ありがとう」と思うことを胸に積み重ね、秘めているのです。
やっと、その感謝のできる良い機会が「母の日」です。一番喜ぶものが何かは、「まゆちゃん」「きいと君」は普段のお母さんのことを考えてネックレスに決めましたが、値段など知る由がないため、値段を見てビックリします。
だが、子どもの店でお小遣いを割り勘で出し合い買うことができ、母に渡し喜んでもらいました。母は心で泣き、子は母の笑顔を見ることを喜んでいます。
普段感謝のお礼は、この心が大事で、TPO「その時・その場所・その場合」に合わせて「足り(たり)を知る」ことを考えてやることが大切です。
大人になっても同じです。母が喜び安堵することを思い、頑張り成功した人は多いのです。(y・k)
ぬくもりまゆちゃん26(66号) なかよく分け合いっこしよう

人間には、自分位持っているものを相手に分けられるものと、分けられないものがあります。
分けられるものは、物と行動です。
友達に、何か物を上げたり、困っていた時同じ気持ちになって相談に乗ってあげる事は出来ることです。
物をあげ合うことは、嬉しいことです。言葉でうまくいう事は、でき易いものです。
そこに「思いやり」や「心づかい」の、手紙や小さな物を添えればより一層友情は、深まります。困っている友達には、声掛けして同じ心で心配してあげ、何ができるかを考え助けてあげることです。
「気は心」と言います。心こもっているかです。
物の分かち合いは、話題が溢れます。物への興味も湧いて心を豊かにして楽しくなります。
では、分けられないものは何でしょう。それは、自分の生命と人権です。
生命は、どこのあるかは、だれにもわかりません。万物同じです。だからおすそ分けは出来ません。ゆえに自分の命は、自分で守り何があっても負けない強い心でいなくてはならないのです。大切にしなくてはなりません。
もう一つは、人権です。生まれた時から、持ち合わせている自由に生きる権利(身体や考え・学問・居住・生活等)平等の権利・自分らしく生きる権利(生存権・教育を受ける権利等)憲法で守られます。この事は、相手には、分けることも貸すことも売ることもできない自らの権利です。いじめは、これらに反した卑怯・卑劣なことです。(y・k)
ぬくもりまゆちゃん25(65号) 思い出ボックス

人生は、日々何気なく過ごしていますが、その時々に、多くの大小の出来事に遭遇します。多くは、意識として残っていませんが、その都度の、判断・決断した体験の連続の結果で今の自分があります。良いことばかりでなく辛く哀しい事・苦しい事も、多くあります。こうしたことを乗り切ってこそ、勝利の人生があります。思い出ボックスは、脳の海馬にあり蓄えられていきます。山あり谷ありの方が人間らしいと思うことを楽観と言います。力強くいきたいものです。 (y・k)
ぬくもりまゆちゃん(特別-3) いのちって何か?

命と言っても、どこにあるのかは、だれにも分かりません。心と同じです。人が生きていると実感できるのは、何かの振る舞をしている時しかありません。
人は、必要あって振る舞っているのですから、命は何かを知らなくても、人生の役目をその時々、こなして生きています。その役目が、人から喜ばれる事であれば、これこそ命の最高の使い方と言えましょう。(y・k)