2013年3月5日岐阜県下人権啓発センター情報交換会開かれる!
昨日の4日に県下3ヶ所にあるj人権啓発センターの情報交換会が岐阜県庁で開かれ、
県からは、課長と課長補佐・岐阜市から担当主幹が、本市からは統括の課長と本センター局長
が出席しての話し合いであった。
毎年1回輪番で開催して、互いの事業報告と新年度等への目指す事を忌憚なく話し合う
有意義な会合である。
人権という、人としての生まれながらに持つ権利が時として些細なことで、ないがしろにされる
ことが多い。
このことをいかに言動的抑止して穏やかな心を持って生活をしてもらうことができるかがセンターの
タスクワークである。
継続行事も、いかにして一層の意義づけと深みと広がりを付けるかが大事である。
また時に合った人権文化の香り高いやり方も大切である。
よって、難しい人権講話でなく、いかに多くの人の目と心に届ける事業として実施するかが
大切な点であることは、この度においても確認したことであった。
本年度の行事のあらましと共に4月からの事業内容等の話をした。
<岐阜県人権施策推進課>
特に県主催では、本年度の実施内容として、
★多くの人の集まるモール施設での人権展と
生き合いセミナー等(本センターも出展)また
★生き合いセミナー・企業向けのまなざしセミナー
(可児市にて)等を県下各地での開催をされている。
★展示の内容では、特長的に人権を子どもにもわかるよう、漫画化したり
「ちょつといい話し」(200字程度)の募集をして冊子化して配布した。
★まんが化した絵の中から「人権NG探し」ができるよう工夫したA4サイズのカラー
印刷物を県下の小学校での長男宛て配布したとのこと。
家族での人権教育となることであろう。
★行事のアンケート結果フォローを数値で良くまとめ次ぎの事業化の糧にしている
ことすばらしい。
★県下の人権意識調査報告書の冊子をいただいた。5年毎の調査である。
また県政モニター[県下]の人からの人権アンケート結果が報告あった。
★先の報告書冊子と同じで障がい者が最も高い次に子ども・高齢者・女性と続いて
いたとの報告である。
障がい者への人権は、大事なことで再考する必要があることを感じた。
<岐阜市人権啓発センター>
★岐阜市は、可児市と同じで、市民直結の施策であり、センターが教育委員会
直轄のこともあり学校とのタイアップが強いのである。
★統括する教育委員会の各課で「子どものいじめ防止」を課題として、センター含め
5課毎に提言して目標と成果フォローをするシステムを発足させている。
★すでに「子ども権利条約」を踏まえた「子ども権利条例」を先行実施している。このことに
「いじめ防止条例」また「第3者委員会」の設立も検討中で、国の法律も踏まえ考えて行き
たいとのことであった。
<可児市人づくり文化課と本センター>
★全国に先駆けての「子どものいじめ防止の条例」また「第3者委員会」の活動内容
の説明あり多くの時間での討論があった。
★世論・尾木ママ・マスコミ等もあり市民への浸透はできたこと。
他市からは、これまでの市の熱意あふれた対応のへの評価の声が多くあった。
★3月1日から子供向け専用フリーダイヤルも設置した。より実効性のある開かれたシステム
の有用を更に考えて行く。
★本センターでの活動である、より市民に密着できるようきめ細かな対応して、10万人口の
1割勢力「めざす1万人運動」による「ぬくもり人口」で心豊かな町の構築を図る事業が話題に上
がった。
また、企画行事として、人権形成中の未来ある子どもの人権をより大切にし、学校との
タイアップ事業の展開を図っていくことを報告した。(y・k)