2010年2月22日五輪の「人権文化」の花が咲く!
バンクーバー・オリンピックが、たけなわである。
五輪は、人として、一瞬にかける大切さを味合う
「人権文化」である。
なぜならば、一瞬の中にこそ平等があるからである。
よけいな思惑など、このような鍛えの世界になく平等なのである。
こうした平等の連続で四年間、一途に生きてきた人々の集りだから、平和なのであり、感動が大きいのである。
「スポーツは、平和の灯(あかし)である」とは、創始者のクーベルタンの希望であった。
また「勝つことでなく、参加することである」「人生で大切なことは、成功することでなく、努力することである」とも言った。
メダルを取れて、晴れ晴れしている選手、取れなくて悔しそうに捲土重来を決意している選手。
人生を凝縮された人間模様がそこにあるから、心の底から共感するのかも知れない。
メダルという目標を、達成すれば幸せを感じ、得られなくとも、一所懸命にやれば、充実感を感じるのだと、いうことも教えてくれる。
全力で、その瞬間にかけることは、人の生き方の常である。
人は、瞬時の連続の中に生きているのだから、その限られた条件の中で、いかに最高に生ききるかに掛かってくるのだと思う。
五輪を見ながら、さらに人として、一瞬にかける大切さを、互いに味わいたいものである。(y・k)