2017年12月8日「子どもぬくもり教室」いじめ対応は、負けじ魂で!
12月4日と7日可児市内の南帷子小と桜ヶ丘小(ひびきあい集会・幕間)で、「子どもぬくもり教室を」開催しました。子どものいじめが後を絶たない。いじめの気持ちは、人間だれもが持っている気性である。大人では、パワハラ・セクハラ等に出る。いじめ心は、子どもに多くあるのは、その対応が分らない経験不足で、何時の段階でどのように対応したらよいのか分からないためでもある。その意は、集団生活での心の間隙での遊び心から発生しやすいと言われる。こうした心が出るのは、日常的な家庭・学校の中でのストレスが因となり、動物的な心がでてくることであると言われます。一時の事象判断に猶予が出来ない感情的行動で起こる。大人での、戦さを起こさせる心とあまり違わない。「なぜあの国・人は、なぜ分からないのか?危ないから滅ぼすしかない」と思うのと同じである。葛藤することでの、鬱憤ばらしともいえる。心の昇華の仕方が、大人には、酒を飲む等の方途があるが、子どもには、経験不足から、これらの対応力はないからである。世の中、多くの艱難辛苦が起こる事は当たり前のことである。
人の意見に左右されず、自分の意見をしっかりと言える精神力の強さがないといけない。こうした中をどう生き切れるかは、これまた子どもの時の訓練の必要性があるように思う。
しなやかで強い柳のような精神力こそ幼少時代の育て方にかかっているように思う。
どんなことが身に起ころうが、折れないしなやかな心を持つよう鍛えることが必要であろう。いじめられっ子を強くする等を言っていない。いじめの子が誰かも分からず、昨日いじめた子が今日は、いじめられるという世の中である。また人権的にも、物理的にも他人の心を勝手に鍛えることは出来難いのである。
教科に則り一般的な何を鍛えたらよいのかと言うと「自分に負けないで、自分に勝つ」と言う、しいて言えば、勇気ある「不屈の負けじ魂」であり、そのためには、事の起こりを両面から捉えしなやかに対応する力を付けることだと思います。「そんなことして何が得か!」と大声で喝を言われたら、いじめた子は、たじろぐことでありましょう。
こうした学校生活で子どもの内に、どういうことに出くわしたら、自分なら即、こう言うとの機転力を付けさせてあげなければ、「いじめをなくしましょう。いじめはいけないのです」と言っても、その子が、その状況で抑えられないストレス等でやることを、抑え込むことには、相当な事前の尽力が必要な気がします。
いじめは、時々起ることです。子どもへの良い所を見つけての日頃の励ましで自信を付けてあげ、レジリエンスを養うことだと思います。
本センターでは、こうした日常起こるであろう事の対応力を付け、いじめを起こさせないことの取り組みを一昨年から、パワーポイントでマンガで示し、考えられる模範演技をして、子ども達に、いじめられたらどの時に、何て言えば良いのか等を前述の主旨の入り口としてやっています。 3年生~4年生対象に実施しています。僅かな時間での本センター員のイントロ演技でも、瞬時理解され、各自グループで見事に演技してくれています。これこそ「いじめ防止は、強い負けじ魂いで対処を!」です。拍手(y・k)