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28年度標語・300字小説最終審査会開催!

平成28年度の標語・300字小説の応募作品の最終審査会が開催された。本年度で標語は、第16回・300字小説は、第9回目となる。

市内の各小中学校と一般市民も含めての募集を実施した。期間は、7月11日から9月9日までの夏季休暇の間とした。テーマは、「いじめ防止について」としました。
応募は、小中学校は、各学校まとめであり、一般市民は、はがき記入で応募していただいた。
応募作品は、標語(2154点)・300字小説550点で合計2154点であり、昨年よりも+146点であり、過去最多の応募をいただきました。

審査は、第一次審査から第3次審査(プレ審査)を経て最終審査会を経て入賞者が決まりました。
標語は、最優秀賞1名・優秀賞5点・入選24点の合計40点です。
300字小説は、最優秀賞1名・優秀賞2点・入選4点の合計7点です。
入賞者には、表彰状と記念品が渡ります。今年は、本センター設立25周年を記念して応募率の最多校には、表彰状と記念品をお渡しすることとなっています。

作品内容は、標語については、テーマは、過去にも「いじめ防止」としたこともありますが、各校の人権教育の育みの結果、いじめ件数も低減されてきていますが、このことの分かる取り組み内容が標語になっています。「いじめは犯罪であり、傍観者も同じ」等の理解がされています。300字小説は、フィクションであるので、自らの常日頃の学校生活での思いを擬人法等で客観的な視点で「いじめ」を捉えていている作品も多くありました。

こうした作品の募集が年々多く書かれ応募頂くことの意義は、青少年時代の人権感覚の修得が資質となり、やがて倫理観のある人間をつくるとなります。こうしたことは、人権の醸成の拡大につながることになります。
市政・教育委員会の尽力であると人権の推進する本センターとして感謝するものです。

標語の募集の経緯は、平成12年の「人権教育及び人権啓発の推進法」の施行に併せて、教育委員会より本センターに委譲され、連綿と実施されてきた歴史があります、ゆえに全学校より提出されています。
300字小説は、より深く人権を理解する上から、又そのことの行動規範となる道徳倫理上からも大切な心の醸成となるよう実施して9年目を迎えます。構成もうまくされ、感性あふれる素晴らしい作品が多くありました。

本年11月20日には、市の文化創造センターで、「いじ防止自治体サミットin可児」が開催されます。
「いじめ防止対策」対応の全国初の可児市として、専門家の講演と他県の先進各地の首長が来場されトークも予定されています。本入賞作品も冊子化され配布する予定です。又当日には、ホールのホワイエでの展示会も予定され準備中です。(y・k)