2016年10月20日子どもぬくもり教室の開催
本センター主催の本年初となる「子どもぬくもり教室」が、市立兼山小学校で開かれた。
3年生と4年生対象の人権教育のための初歩的で大事な育みとして、教育長より依頼されて毎年実施し9回目です。
11小学校を巡回する制度として、平成24年から実施して4年目ですでに8校で実施してきています。
開催後の各校対応は様々で、写真集に決意を込めて返礼いただいたり、感想を書いたビラを貼ったもの感謝状等もあり、これ以上の喜びはありません。
より有意義に子どもたちが、人としてこれから生きる上での、自ら持ち得ている権利を知り大切に守るためには、友だちと仲良くして、命を大事にするということを心に刻み込むことを理解していただけることを喜んでいます。子どもが幸せの人生を勝ち得られるようすることが教育の眼目でなくてはなりません。本当に大切なことであります。
こうして、年少の時に合わせて、意識教育することの大事さを思い実施してきました。年々企画した内容で各学校を巡回しています。
今年は、個性を大切にする上で「間違いでなく違いを見つける」ことの例題をいくつかを提示し、皆で考えてから、違うと言うことはあってよいもの、だから助け合える役目を持てるのです。
個性と言うみんなが良いものを持って生まれていることを知り、友達を大事にしながら仲良くして「いじめ」などしないように、また、すぐに嫌いと判断せずに、より長く仲良く友だちと付き合うことの大切さを考える事案に合った「ドラえもん」のマンガをパワーポイントを駆使して、訴えました。
このこと以外に生演奏などを入れて、テーマに合わせて起承転結の流れを構成した諸々の企画としました。この一つには、先の「いじめ防止の標語」の応募の中で、何と2154点の中から児童数の少ないながら兼山小の児童が優秀賞を受賞した事を披露しみんなで唱和したりしました。
兼山小は、人数は少ないですが、一人ひとりほとんど全員が推進司会との応答に答えており、素晴らしい児童の皆さんでした。人数は、全校わずか60人余りの学校ですが全国に名を覇するマーチング・バンドの優秀校です。人を育むのは、熱意のみであることが分ります。楽しい一日でした。
既に、何時も実施の「事前の打合せ」済みの2校には、年内実施してきます。(y・k)