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「人権の花」中部中に咲き薫る!

 可児市立中部中学校では、本年「人権推進校」の指定を受けられました。
生徒の皆で丹精込めて種まきから育てをして、この度開花した
ので、贈呈しますと、本センターに7鉢をいただいきました。
分室の玄関に5鉢と本センターの事務所入り口に2鉢置いて通る
人からも愛(め)での言葉を聞いて喜んでおります。
プランターの側面には、それぞれの思いのキャッチフレーズで「心の目で見る感謝の芽!」等が書かれていて
人権を守る勢いと共にこころの温かさを感じ嬉しくなりました。

 「花(木)を育てることは、命をそだてること」とは、あのノーベル平和賞を受賞した
ケニア出身のワンガリ・マータイ博士の言葉です。
またインドのラジブ・ガンジーの信条でもあります。

 生物の命も、地球の始まりには、アミノ酸との化合物として誕生したもの。
「人間が歩いている大地こそ、命のふるさとである。人が最も心が落ち着くところ
であるゆえに土を耕し腐植土を作り肥料にして、種を蒔き水をかけそして芽がでて
木々に育てよう。
 このアプローチこそ人生そのものだ」と言ってマハトマ・ガンジーは、裸足で畑に
はいり菜食運動をしたといわれます。

 また人間性「humanity」の語源は、ラテン語で「humus」=腐食土で、
「自分は、地面で肥しとなり人に花を咲かせてあげよう」という意味があり、
「高貴な仕事(聖職)の教師の姿勢でもある」といいます。

 本センターに贈呈してくれたことにより、さらに子ども達の心に
人としての種が植えられ大樹と育つことを祈念しながら大事に愛(め)でて
いきたいと思います。
 生徒の皆様、また指導された先生関係者の皆様に
よろしくお伝えください。(y・k)