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矜持(きょうじ)という心

矜持とは、プライドである。
人が自ら、「このことは自分が持ち続けている、優れたこと」と
自覚していることである。

 このことで、アメリカ大統領「リンカーン」の有名な言葉がある。
リンカーンが、自らの靴を磨いていた時、
執事が、「大統領ともあろうものが、そんな卑しい靴磨きなどしてはーー。」
ととがめた時リンカーンは、
「いや、世の中に卑しい職業などない、卑しい人間がいるだけだ」
と答えたと言う。

卑しさは、世間の法理を掻い潜ってでも、立場等を利用したりして、やることである。
 せめて、国はじめ、あらゆる組織の長は、この卑しさの無い模範を示すべきである。

これこそが、本来、持つべきところの「優れた人間としての持つべき矜持」なのだ。(y・k)