「ホーム」へ戻る

ホーム心のビタミン

「人は繋がりの中、生きている」

 先日、可児市役所福祉課が主催する会議に、私が出席することになったので、その会議の資料を担当の職員の方が持ってきてくれました。

 初めてお会いする方なので、お互い雑談することもなく、会議の説明等仕事に関する話のみを終え、その方が帰られる折、受付に置いてある「人権カレンダー」をまじまじと見てみえました。そして、「このカレンダーに載っている標語の入賞者の子どもは、うちの子どもの同級生です」と話されました。

 人権標語に興味を持ってくれた嬉しさで、私はその方にも興味が沸き「お子さんの学校はどこですか?」と聞いたところ、「春里小学校です」と話されました。心の中で、(やっぱりそうだ!人権標語の取り組みに力を入れて下さっている学校だ!!)と思いました。

 「春里小学校は、親子で標語づくりに取り組んだり、凄い学校ですね!」と私はその方に話をするとその方は、「親子で取り組むのは当たり前ではないのですか?どこの学校もしているんじゃないですか?」と言われました。

 学校はコロナに関連して忙しく、授業時間の確保など、先生方は苦慮しているそうです。そのため、残念ながら人権や標語を今まで通り子どもたちに考えさせる時間が少なくなっているのかもしれません。

 しかし、春里小学校は、大事な人権を子どもたちに考えさせる時間を確保して、そして保護者が親子で「標語づくり」を取り組むことが当たり前であると認識・定着していることに感動しました。そして、人というのは繋がっているんだなという縁を感じました。

  自分もよい繋がりを持つため、日々勉強だなと改めて感じました。