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「人権教育」の大切さを伝える

 先日、可児市役所内の教育長室にて、可児市教育長とこれからの学校との「人権教育」等についての打ち合わせをさせていただきました。

 その時、教育長から嬉しいお便りをいただきました。

 「春里小学校」学校広報です。

 その広報には、【「人権週間」に人権を考える一週間として、「ぬくもり標語」づくりを取り組んでいる】という内容が書かれていました。

 私は、この取り組みに感激して、春里小学校長にお礼の電話をいれました。

 そして、この人権週間に作った「人権標語」を来年も本センターが募集する「令和5年度人権標語・300字小説」にその作品を出してくださいとお願いすると校長先生から意外な返答がありました。

 私も同じように、人権担当者に話をすると「これは今年の人権標語です。今年と来年では同じ考えであるとはかぎりません。だから、来年はまた来年で人権標語を作ります」と人権担当教員は話されたそうです。

 春里小学校は、継続して、人権の大切さを先生そして、子ども達に伝えている。私達センターが強く人権の大切さを伝えなくても伝統として、人権教育が伝わっていることにとても感動しました。

 可児市には、16小中学校があります。各学校が人権教育を大切にしており、子ども達への人権教育の働きかけは、各学校それぞれに違います。

 本センターが出来ることは限られており、中々児童生徒たちに「人権」の大切さを直接教えることは難しいです。しかし、学校の先生方が私たちの人権啓発活動を利用して、少しでも子どもたちに「人権」が身近に感じることができるように、日々活動を続けています。

 春里小学校のような、いつも「人権」について考えることができる子ども達が増えていくことを、願っています。