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ホーム心のビタミン

「貢献する心」

 私たちは、「昨日、今日、明日」の連続の中、生きています。

 「今日の自分」は、昨日までの積み重ねによって作られてきた自分です。

 平均寿命は、ご存知の通りその年に生まれた0歳児がその後何年生きられるか、という予測値のこと(特定の人が生きられるおおよその年齢)で、2019年(令和元年)にその平均寿命のデータが厚生労働省から発表されました。

 男性は81.41歳、女性は87.45歳です。

 さて、健康寿命はご存知でしょうか。健康寿命とは、心身ともに健康で生活できる期間のことを言います。

 男性は72.68歳、女性は75.38歳です。

 平均寿命を延ばすだけではなく、いかに健康で長生きできるかが大切になってきます。

 私は老年期に備えて、少しではありますが、必ず徒歩で通勤すると決め、雨の日も風の日も続けています(しかし、職場までは徒歩で10分程度の距離です)。そして、毎朝両手に3㎏のダンベルを持ち、真上に持ち上げることを10回、両手を真横に開き下におろして上にあげること10回、この1セットを2回。たったこれだけですが、毎日続けることにしました。

 しかし、休日は時々さぼってしまうこともありますが、「継続は力なり」と呟きながら筋トレを続けています。

 健康寿命を延ばすためには、体力をつけることは勿論ですが、はたしてそれだけでいいのでしょうか?

 長く続いていく人生を、生き生きとして過ごす秘訣は様々ですが、「自分の好きな仕事に従事すること」が心身ともに健康を保つ秘訣であると思います。

 仕事と言ってもどこかで職に就くこと・収入を得るための職業だけではありません。

 例えば、家族のために孫の面倒を見る、家事を嫁・妻任せにしないで率先して自ら行う、地域のボランティア活動に取り組む等です。

 高齢者と言われる年齢になっても、様々な形で貢献するという気持ちを何時までも持ち続けることが出来れば、老いに対する不安も減少していくことでしょう。