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「国際子どもの本の日」(国際児童図書評議会)を大切に!

本センターでは、「人権本巡回制度」として、文科省選定本等 約65冊を市内11校の小学校へ1カ月ごとに巡回しており、年間約3,000冊以上読まれています。
子ども時代の良本は、心を育む上で大切であります。

子どもの時に先生や母親等から絵本を読んでもらい、主人公になりきりながら聞いた思い出は忘れられないものです。
子どもは、人と関わり合いを多く持ち、他の人との感情の違いを知り、他人の気持ちを理解することによって、大きく成長します。

近年、小中学校では、「いじめ問題」に端を発して「道徳の教科化」が始まっています。
道徳は、正邪・善悪を中心に人としての礼節、規範と事象に合った「心の持ち方」勇気・友情・希望等の将来社会人として幸せに力強く生きていくための大切なことを学びます。

自分の将来を考え、必要なことは、自ら選び教養を学ぶ必要があります。この知識を得るには、専門書を読まねばなりません。子どもが、好きな本を読み知識を知恵に変えていって役立つのだと思います。

「新型コロナウイルス」での休学時も、これからも、子どものために多くの本を読んでもらえるとありがたいです。


*国際子どもの本の日*(4月2日)

1966年、国際児童図書館の創設者であるイェラ・レップマン(Jella Lepman)は、世界中が、子どもの本を通しての国際理解を深めるために、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日である4月2日を「国際子どもの本の日」と定め、毎年各国でお祝いをしたり、特別な催事を行ったりして、子どもの本に対する一般の関心を呼び起こそうという提案をし、翌1967年にこの記念日が制定されました。