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春うらら・万物の繁栄を想う(事実と真実から)

春盛な時、多くの草花が、競うように自分たちの花を誇らしげに咲かせています。なぜ花は咲く時を知るのでしょうか。

私たち人間も、こうした事象を見て、たけなわとなった春の事実を知ります。

人間以外の生きている「生きとし生けるもの(動物・昆虫・植物・菌類・ウイルス)」にも、生き・死の意識があるだろうと思うが、わかりません。生き物であるからこれらは、DNA・RNAを持つ。(但しウイルスはどちらか一方を持つ)
今、蔓延している新型コロナウイルスは細胞がないので、わからないが--。
日常、小さい虫も手で潰そうとすると危機を感じ逃げ回るのは、死にたくないという心の動きがあるからであろうか。これ等の動きは、人間と同じ命の作用であるように思う。

人間の意識に似たものを持ち合わせているならば、「生きとし生けるもの」の心の内側にある真実はどこにあるかを想像すれば、より長く子孫を生き延ばす絶好のチャンスを常時、狙っているように思う。今より更に生きなければ、自らの種が滅びると思うときに必死に永く生きられる方法を探していくのであろう。人間とて同じである。

すべての生き物は、種を永く保持するため独自の生き方を持つという。あの美しく咲く花も、多くの種が違う見事な繊細な花弁形成に、なぜ精を出そうとするのかは、たぶん人間等が「綺麗な花!」と感動して、大事にしてくれることを分かって、それが生き永らえていける秘訣だと感じるからであろう。
人の世も草木の世も「生きとし生けるもの」も、その事を常に心得ながら永く生きることを取得したら、長寿のDNAを新たにしながら、代々刷り込まれていくのは、人間と同じであろう。

外国種の「セイタカアワダチソウ」は、自分が外国で生きるために、自分の周りの自生種の繁殖を抑える物質を根から出して、自分の繁殖ができ易くするのだそうだ。このように、すべての種は、何かを心得て対応する能力を持って世に出たと言えまいか。

新型ウイルスも、今までの「コウモリ」だけでなく多くの人間への感染で生きること、そして拡大を狙ったのだろうか。生き残れると思い感染したのか!

細胞のない新型ウイルス故に、死者が出たらウイルス自身も死ぬのだから、死人を出さない軽い弱いウイルスの方が永く生きられることを知ったのであろうか。ともかく一刻も早くウイルスの真実が分かり、防御する抗ウイルス薬等を製造できることを祈っている。

蔓延の攻防戦は、事実を見て、その真実を知り、抵抗薬ができるまでのあらゆる力を皆で尽くすしかないと思う。(y・k)