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「人権マンガまつり」を終えて

本センター展示事業が、11月19日より市内各施設4ヶ所で開催し、12月19日まで開かれました。

★本センターでは、永年、人権のありようをどうやって分かりやすく伝えるかを常に考えながら、伝統を創ろうとしてきました。
最近は、子どもたちのいじめ問題等が顕在化して、道徳の教科化となり、未来ある「子どもの人権」の育みの重要性が増してきました。
何によってこの事を広く効果あるようにするかは、多々あるかと思いますが
①人権をいかに分かりやすく書き、話すこと
②絵心で、見て分かりやすく、しかも心に染み入る文面・フレーズで書かれていること

こうすることで啓発が、理解できやすくなると考えました。

文章だけで伝えたり、専門家の講演等も一時的で継続性に疑問が出ました。どうしたら興味が湧くかを考えながら、たどり着いたのが絵画・マンガ化でありました。しかし日常事業の節々に使えないと率先力となりません。
これを表すには、漫画家に依頼するのが普通ですが、予算と共に他力本願となり、時間的にも率先性がなくなります。

★本センターがこれを克服できたのは、絵画好きな局員がいたことがこの事を解決してくれました。
その内容は、キャラクターの考案・マンガ人権物語の作成・4コママンガの作成(機関紙連載11年目)・人権300字小説の選考作品への挿画作成(11年目)・人権冊子への表紙絵画・ホームページの構成コンテンツ表示等、この間の多くの実績が、法務省法務局等の評価を得て他県等からまで使用許可制で使っていただいております。
こうした作品・イラスト等を主要事業の潤滑剤として、配布する栞・冊子・卓上カレンダー・ティッシュ・下敷きなどにも流用しています。

こうした作品が多く蓄積してきており、このところ、特にホームページの閲覧数が驚くほど多くなっていることは、人権の拡がりに寄与しているものとスタッフ一同、この事実を熱意にし励んでいきます。閲覧者には深謝しております。

★本年は、国連「子どもの権利条約」採択30周年です。これまでも、本センターは、人権の発信源の国連からの運動に呼応してきましたが、最近各地で注目のSDGs運動の事業として、こうしたマンガ・絵画等を4ヶ所で「人権マンガまつり」としてそれぞれの展示内容を変えて、期間を決めて展示会を開催中です。多くの方にも鑑賞いただいております。

標語・300字小説の入賞者の子どもとご家族での鑑賞中、声かけをして写真撮影を了解いただきました。また、白髪の男性の方からSDGs国連運動の大事な運動に参画していることに評価いただきました。

今年度から、12年前より、自らマンガ・絵画の作品に汗を流してきた方がセンターの代表となり、先々を見据えて力強く推進中です。今後の人権啓発が更に、多くの皆さまの心に広がりますように。