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ホーム活動報告

ネットといじめについて

 教育界に今後の問題として、新たなことが発生した。
いわゆる携帯電話でのカンニング問題である。
子どもが、テストの時に密かに実行できるツールがあるということだ。
持たせない学校が多いので、発生することは少ないかもしれないが、子どものネット知識は、大人の考える域をはるかに脱していることを知らねばならない。
 わずか5歳の子がネットを使っている姿は、驚嘆してしまう。
理解してしまうことが凄いことなのだ。
 電子機器の発達が、人の世界を良くする方向に向かうだけならば良いのだが。
無機質の機器は、使う人の心の置きどころにより、如何様にもなるのである。
良きにも成り悪きにもなるのだ。
 悪き例が、ネットのいじめでの人権蹂躙(じゅうりん)である。本センターでの人権相談で、元彼らしき人が、ネットで自分と婚約者に有らぬ噂を流している相談があった。人権を踏みにじむ名誉棄損である。
 
 「ネットいじめ」以外の今までのいじめを「伝統的いじめ」と専門家は呼んでいる。
ネットいじめに潜む問題点は、①匿名性が高い。②加害者が多くなりやすい。③ネットにつながる環境がある限り次々に追っかけてくる。(大阪教育大:戸田教授)
 子ども達の悪用に対しては、携帯からインターネットへのアクセスの制限や禁止が大事との事です。
しかし完全に行うことも困難であろう。

ネットいじめは、匿名の暴力・群集化する暴力・逃げ場のない暴力となることが問題なのです。

このことを防ぐには、「悪い言葉、熟語を選考して、使った場合、チェックが入りパスワードを入れた時使用ができるようにする。会社・また責任ある人等は、登録して置くと自由に使用できる。
パスワードは、だれなのかが判るようにして置く」(私案)こうしない限りは、防ぐことはできないように思う。(y・k)