2010年5月10日リーダーの立ち位置
最近、リーダーとしてのありようを考えさせられることが多い。
リーダーは、いつも良い形でリードすることは、難しい。
人それぞれで、そのときの環境により、諸条件が変わる。
気分までも変わって、言動も変わってくるからである。
「命は、一瞬の中に3000もの命の作用の働きがある」と脳学者は言う。
このことは、リーダーも、そこにいる人も同じである。
だから中々マッチングできないことが多いのである。
ただこれで良いわけがないのである。
いかに、責任ある仕事をやり遂げるかに掛かってくるのがリーダーである。
それには、今ある懸案に、事前過去からこのことにどう付き合ってきたかによる。
常にその人たちのため、社会、組織のために立って対話して悩みながら背負い、対応してきたかによる。
どうしたらあの人が、立ち上がれるか、
どうしたら勇気付けられるか、
どうしたら結果的に、市民のために立派な実績が上がるのかを考えることだ。
こうした大きな悩みにチャレンジしていれば、小さな自分の悩みは全部含まれ昇華してくれるものである。
また、リーダーは、知らねばならない。
はるかに多面的に自分より優れている方が大勢いることを。
それらの人をすべて味方についてもらうこととは、何か。
それは、そのことが、その人にとり
価値のあるものか、
幸せになることか、
喜んでもらえることか、
納得してもらえることかを考えることである。
手順を踏んで誠意を持って、遂行することである。
リーダーの責任は、偽善のない誠実の言動しかないのである。
「うまくいかない言い訳をする位なら、
最初からうまくいかない理由をなくせば良いことなのだ」(y・k)