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「花鳥風月」の時、鋭気で新年度へスタート!

桜が、満開の木の下を、大きな子の旗のもと子ども達が、歩いて行く。大きなカバンを背負って遅れないように歩いているのは一年生であろう。雨傘で、かくれてよく見えないが、人生の初歩での風情がよく表れている。人は、その桜のもとで、出会いと別れの縁(えにし)を結ぶのである。

梅が咲き、桜が咲くと一気に春一番、「レンギョウの黄」や「ボケの赤基調のマダラ色」それに「桃のピンク花」も咲き出した。自然の美しさを観賞の対象として詩歌や絵画を楽しむ風情のことを「花鳥風月」という風流の言葉でいう。

春の最初は、梅花からはじまる。小唄に「梅は匂いよ 木立はいらぬ 人は心よ 姿はいらぬ」というのがある。梅の香の良さを唄って、併せて人の心の大切さを言い当てているのである。

とはいえ、何と言っても日本の花の代表は、桜である。
なぜ日本に桜が多いのかを尋ねたら、その年の豊穣を桜の花の散り具合で占っていたらしいのである。生活上の必要から多くなったようだ。早く散ると凶作となるゆえに、はらはらと散る様子を「やすらえ花や」と詠み、じっとそのままにいてくれと、農家人の惜しみ切なさが分かるのである。但しどうもこの桜は、山桜らしい。今のピンク掛かった桜ではない。

今の代表種は、「ソメイヨシノ」である。江戸の染井村(豊島区の駒込)で育成されたらしい。
日本の国花は、菊であるが、桜も同等扱いらしい。

今が満開の桜がやがて風により散って、道端に桜の絨毯ができる。風に散る桜を風花と詠んだら笑われたという。なぜなら風花は、雪片が桜の花びらのように青空に舞うさまを言うからである。花でないものまで花に見立てる感性が、日本人の心にある。

春は、花も多いし、メジロ・ヒヨドリの鳥たちが梅の花の蜜を求め、また「春一番」の風、で花が散る。4月11日は満月の中の桜は、正に絵になった。
驚きは、電線に停まって鳴いているツバメが早くも飛翔してきていたことであった。
今はまさに「花鳥風月」の自然美しい時である。鋭気を出して新年度スタート!(y・k)