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災い転じて福と為す

 9月1日は、防災の日である。関東大震災の起こった日に、ちなんで制定されたものである。
わが市では、6日に防災訓練が各地で行われる。
災害でよく言われることがある。天災か人災かの問いである。
物事には、原因があり結果となってかえってくるという。
大型台風が多く発生すると、温暖化の所為では?と思う。
地震が多いことも地中のマントルが温暖化で温められた所為という人もいる。
地球全体が、温まる要素は、主に太陽との関係であるから、人災でこうしたことが発生したとしたら、太陽と地球のこの間に温まる要因のガスが多くなり覆いかぶさって熱が地球外に逃げないでいるのか。又地球が吸収しやすくなってきているか。
のいずれかであろう。
地球には、山陸(地)と海しかないからである。陸は地震と噴火であり、
海は台風の発生基盤である。そうした中に生きとし生けるものの人間や
動物・植物等が、生活しているのである。
ホモ・サピエンスたる知恵のある者の人間が科学を発達させ今の快適な
生活があるのならば、台風や地震を起こさせない科学の発展を為すことをやるか。
できないならば、途中に生きる人間としては、今の台風や地震での発生は、どうしょうもないこととなる。
こうした状況の中で少しでも被害の少ない方法での対応しかないのである。
防災の必要性は、ここにあるのである。よって、この質を上げて人命第一で臨む中に思いがけなく身に降りかかってくる不幸の出来事を、悲しみの少ない幸い(福)方向に転換することの意義が防災にあるのである。
防災は、人間が生きる上で大事な人権的自由を謳歌するための権利防衛と言える。
人生は、大小の艱難の連続であるといえる。大きい災いは、その分大きな転換を図るチャンスでもあるという人もいる。
そうした思いにチェンジできる生き方探しの旅をしたいものである。(y・k)