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世界一の高齢社会

 私たちの体は、すべて父や母からいただいたものです。
 子どもが、大人になり、自立して豊かな生活を送るようになっても親は常に子どもの事を心配して、気づかうものです。
 その頼りがいのある親が、年々体や頭の衰えを嘆くようになり、どうしたらよいのかと考えている方もいると思います。
 日本は、平均寿命の延びや少子化などにより、人口のほぼ4人に1人が65歳以上の高齢者である「超高齢社会」です。
 高齢者であるということで、社会の邪魔者扱いをされたり、就職などで差別を受けるなどさまざまな問題が生じています。
 高齢者が社会活動などを通じて、心の豊かさや生きがいを得る、例えば社会貢献などの生きがいを見つけるためには、地域や社会の協力が必要となります。
 そのためには、高齢者への思いやりや理解を深め、人権を尊重する心を育むことが必要です。

 高齢になった親には、孤独にさせないように、生活の様子や今の気持ちを聴き「身近に親しい友人はいるのか」、「楽しい趣味はあるのか」と、聞いてあげるだけでも明るく温かい気持ちがわいてくるでしょう。