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ホーム心のビタミン

気品ただよう花風景

春から夏の移ろいが、烈しすぎます。でも朝と夕方のそよ風は爽やかです。

夜、山側の窓を開けての寛ぎは、格別の気持ちで安堵するものです。

境界の山側に咲いている山吹の一重の黄色の花が、清楚で好きです。

花言葉を索引すれば、やはり「気品さ・品位さ・品格さ」が出てきて最後には、「風格さ」まで高のぼって表わされます。山吹の名は、「山振り」から来たと言われます。田舎の裏山に、いっぱい咲く様子を懐かしく思い浮かべました。竹林の中の山吹は絵に成り、幼少時に描いたものです。

人は、永い人生を多くの人とのかかわりで今があります。持って生まれた気性は、中々替えることは難しい様ですが、人の幸せに尽くす多くのボランティアの方々の姿には、敬礼するものです。永くこうしたことを使命とすれば、どんな人も気品さ・品格さが気質として沁み入り滲み出るもののように思います。あの人もこの人も皆そうした人のようです。

物事を山吹の花びらのようにシンプルに語ると聞きやすいし語り易いと言われます。これも感情の左右によるようです。年を取ると先々言うことを言っておかなければとなりがちです。穏やかさのある山吹のようにいたいもの。

人権は、こうした安穏な心の中に定着するもの、多くの人が「人間らしく平和で幸せに生きていくこと」が定義です。

山や竹林のやぶの中に咲く山吹の花は、いかような環境であろうが、清らかさを漂わせ見る人の心を和ませてくれます。

暑い・涼しいと言いながらなんとか生きていく中でも、花々たちは自分の光輝さを、この時ばかりにに現じ、癒してくれることに敬意を表したくなります。(y・k)