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子どもの虐待防止は、自分との安穏な環境づくりから

 虐待防止の究極は、自分とすべての関係の安穏な環境づくりから<安らかで穏やかな人生づくりを!日々新たに!> 
11月は、こどもの虐待防止月間です。本センター機関紙「ぬくもり」10月号(№50号)のコナー欄「ある日その時」に先行掲載しましたのでここに再掲載します。
 <可児市「子ども課」が中心で、4日市役所・ロビーで、「オレンジリボンのたすきリレー」の儀式が実施されました。>

「ある日その時」

「オレンジリボン運動」を始めた人たちのこと
・オレンジリボン・マークは「子どもの虐待防止」のシンボルです。
・防止推進月間は毎年11月です。
・子どもの虐待相談件数55,152件(全国児童相談所対応件数・21年度)で増加して
おります。
=子どもは、社会の宝です。「子どもの生きる権利」を守るのは大人の皆さんです=
 早期発見と悩む親さんへの援助(声かけ)をして上げてください!

★(その1)オレンジリボン運動の起源について
 2004年栃木県小山市で3歳と4歳の兄弟が父親の友人から暴行を受け、最後は橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われた痛ましい事件をきっかけにして、小山市の「カンガ―ルOYAMA」という団体が「シンボル・リボン」で運動をしたいと他団体に訴え「オレンジリボンの運動」が始まったのです。今では行政と共に多くの志の人びとが法人化をして「児童虐待防止全国ネットワーク」を結成して「子どもの虐待のない社会の実現」を目指しています。

★(その2)自分の子だから何をしてもいいという「子どもを自由にする権利」はないのです!
法律で禁止されています。不適切な子どもとの係わりでの行為は犯罪となり、
刑法で処罰されます。ーー暴力・保護放棄(食事付与・栄養不良管理・病気不良管理・衣類不潔管理・長時間の泣かせ・戸外締めだし・繰り返しののしり・兄弟差別等)の養育義務違反行為等

★(主張)
・暴力行為は、しつけではありません!(泣く・遅い・言うことを聞かないは、体力・理解不足等からくる子どもの自己防衛の自然な姿です)親のあなたが反省することです!

・普段が大事で、親の言葉や行動が子どもの心と命を尊重する立場からでのものであるかを見つめ直すことが大切です。

・親も感情の起伏があるもことも当然、様々な要因で子どもにあたることはだれにでもあることです。
・できるだけ安らかで穏やかな自分づくりをしてまいりましょう!

★強度の精神的イライラが起こり続けていたら一人で悩まないで下記に相談下さい。
連絡先:中濃子ども相談センター  (0574)25ー3350
    岐阜県中央子ども相談センター (子ども・家庭110番)
    0120ー76ー1152