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ホーム心のビタミン

「晩々秋の旅―雑感」

 先日、体調の回復を喜び、久方に古里(南アルプス市)の実家と母の実家(韮崎市)に住む数人のいとこ達と交流してきました。何十年振りの出会いでした。年老いた皆さんですが、互いに元気であることを喜び合いました。

 小さい時に、母と共に歩いて行った思い出の地も大きく変わり、全く昔の面影もなくタクシー利用で探しながら、喜びあうことができました。

 二日目は、わたしの生家に行き、墓参りと近隣に挨拶してから、私の親友(中学校・高校・横浜の就職先まで同じであった)の実家を訪ねました。二人とも数回の転勤が重なりで、住所不定でしたので、彼の実家を尋ねました。すでにその家もなく、幸い近くに住む親戚の方から情報を得て、やっと友人を探し当てることができました。

 早速、電話にて「なつかしく、互いが健康である」ことを喜び合いました。友は「努力して教師になり、定年後も元気である」とのことでした。近く会うことを約束しました。

 予定を終えて、韮崎駅に向かうタクシーの中で、運転手さんとも楽しく会話ができました。南アルプスの「白根三山」の懐の沿道には、柿の実が多く実っていました。

 運転手さんが言うには、先日、この辺に「クマの親子」が出たとのことでした。この話から「クマ談議」が始まりました。

〇クマの子も親から食べ物を教えてもらわないと生きられません。

〇生まれ出て生きるうえで、何もできないのは「人の子ども」であり、クマも同じです。

〇早く腹いっぱい食べて冬眠に入らないと生きるリズムがかわってしまう為、焦っています。

〇子供は親からの生活のしつけが無ければ、危険を回避して、大きく成長できないのです。

〇生きとしいけるものは、全て安寧に生きることが一番大事です。

等々大切な時間多謝!  

 韮崎駅から特急「あずさ」で帰りました。    (y・k)