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「協力があってこその啓発活動」

 可児市人権啓発センターでは、1か月毎に市内11小学校へ事務局が出向きます。「ブックス・フロー(小学校人権本巡回)」と言って人権本と架台を持って巡回し、子ども達へ本を貸し出しています。

 子ども達は、本を1冊借りると1枚栞がもらえます。この栞は、本センターキャラクター「ぬくもりまゆちゃん」の4コマ漫画が印刷された栞です。これは4種類あり、子ども達が集めてくれています。

 ある小学校の保護者から、「うちの子は本を全然読まない子でした。でも、最近よく読むようになったので、理由を聞くと『まゆちゃんのしおりを集めているの、皆にとっても人気だから、いつも人権本が借りられてしまって読めないから、中々集めるのが難しいんだよ』」という声を頂きました。

 この話を聞き、ブックス・フローが浸透してきたことをとても嬉しく感じました。

 また、その子が通う小学校は、学校全体で人権本を読むことの大切さを教えて下さっており、ブックス・フローの期間になると、先生が紹介して下さったり、給食の時間に学校放送でお知らせがあるそうです。学校で積極的に取り組んでいただいていることを知り、人権担当教員、そして啓発していただいた先生方に感謝で一杯になりました。

↑↑推進員さんと事務局で、本の選定・修繕をしています。