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「インターネットと人権」

 美濃加茂市生涯学習センターにて、美濃加茂市ひとづくり課生涯学習係が主催する「人権講演会(ネットの中の子どもの人権~子どもたちの今を知り未来を守る)」に本センター事務局と可児市役所人づくり課係長と行って来ました。

 講師は、情報モラル教育研究所代表 上水流信秀氏(岐阜大学卒業。岐阜県公立学校元教員等)

 講演会のテーマは「インターネットの中の子どもの人権」です。

 子どものいじめ問題は複雑になっています。特に子どものたちの『ネットいじめ』や『不適切動画』などが後を絶たないのが現状です。

 【内容】

 子どもは、情報に長けています。しかし、大人は問題が起きた時に解決する方法を知っています。

 子どもは、靴のようにスマホを履き替えています。日本人は皆が持っているから欲しいと言う人が多いが、自分に合うものを見つけていくと良い。

 子どもがよく使う3本柱は、「ゲーム・ショート動画・SNS」です。

 しかし、ふざけてネットにあげる「ふざけ動画」は全て保存され残ってしまいます。

 中には、個人情報(本当の自分)をネットにあげている子もいます。

 ★ふざけてネツトに載せるものは、誰かが保存しているかもしれない。

 ★あなたの情報をネットで投稿すれば、必ずどこかで保存されている。

 もし、問題事が発生したら、我慢をしない。(我慢は解決ではない)

 必ず大人に相談する。

 人間関係で疲れている子どもたちに、カール・ロジャースの「2:7:1の法則」伝えています。

2人は気の合う人7人はどちらでもない人(気があったり、合わなかったりする)1人は気が合わない人(何をしても気が合わない人)  

 インターネットは、私たちの生活を豊かにする便利な道具です。しかし、使い方を間違えたりすると大きな問題が発生してしまいます。

 利用する前に、いつも人権を尊重する意識を持ち、他者の人権にも尊重するなど利用者のモラルとマナーを大切にして欲しいと感じました。