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「ピクトグラム」でおもてなし

「ピクトグラム」とは何でしょうか?
名前は知らない方もいるかもしれませんが、トイレのマークや非常階段のマークなど、シンプルなデザインの絵文字を記号化されたサインを「ピクトグラム」と呼びます。
 文字を使わないので道案内や注意表記をして、私たちの生活に馴染み深い存在になっています。
 

 このマークが誕生したのは、1964年の東京オリンピックです。
デザイン評論家の勝見勝氏が、若手デザイナーの11人を集めて「世界中から訪れる人のための案内表示シンボル」の作成を呼びかけました。
 当時は、まだ外国人向けの案内板が整備されておらず、来場者をもてなす方法として、発案されたものでした。
 今ではピクトグラムは、日本だけではなく、全世界の各地で案内表示や注意表示として使用されています。
 そんな誇らしい先輩たちの心を受け継いで、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されています。