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身近な花の違い

私が子どもの頃、岐阜県八百津町にある祖父母の家へ遊びに行ったとき、道端や田んぼの畦道で、小さな「オオイヌノフグリ」を摘んだりして、遊んでいました。
「オオイヌノフグリ」は、春先にかけて道端や原っぱに生える雑草で、青く小さな可愛い花を咲かせます。

よく似た花で、「ネモフィラ」があります。
この花は、北アメリカに10種類が分布する、花後に枯れる一年草です。秋に種を蒔くと春に花を咲かせます。花色は青空のようなブルー、白、黒に近い濃紫などがあります。
春の花壇やコンテナの寄せ植え等に多く利用されています。

先日、花の写真を見せてもらう機会があり、花の種類をあまり知らない私は、咲き誇る「ネモフィラ」の写真を見て、「オオイヌノフグリ」と勘違いしました。
その花の写真は、青い絨毯を敷き詰めた様で、小さな花たちが懸命に咲き、淡い青色が太陽の光に映えた鮮やかな写真でした。
可児市の「花フェスタ記念公園」で撮られた写真です。

この写真のおかげで、身近な花の違いを発見することができ、そして幼い頃の「ほのぼの」とした花摘みを思い出すことができました。

「ネモフィラ」花フェスタ記念公園