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「カタツムリ」の不思議

梅雨の時期になるとカタツムリを見かけるようになります。コンクリートを這っていたり、壁にくっ付いていたり、子どもの頃は、ゆっくりと進む動きを観察していました。

アジサイの葉にカタツムリが乗っているイメージなので、カタツムリはアジサイの葉を食べると勘違いをしていましたが、アジサイの葉には「青酸配糖体」という毒素が含まれていて、一般的なカタツムリは食べることができないのです。
なぜその近くにいるのかというと、実際にはアジサイ以外の植物にくっ付いていますが、カタツムリが活動する時にアジサイが見ごろを迎える時期で、そのイメージが広がったようです。

しかし、アジサイに乗っている姿は見かけたことがあります。
カタツムリは、乾燥に弱いが、実は雨自体は苦手な生物です。
大きなアジサイの葉は、身を隠すことができ、苦手とする大雨や風に耐え忍ぶためにその葉にくっ付いていることがあるようです。

梅雨の時期は、雨が続き、憂鬱な気分になりますが、ゆったりとしたカタツムリの動きをじっと見ていると小さなストレスは解消されていきます。

その心穏やかな時間を過ごすのも梅雨時の楽しみです。