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ぬくもりSDGs(エスディージーズ)活動について

広報「かに」11月号に差し込み、可児市内全戸配布される本センターが発行する機関誌「ぬくもり」11月号の特集記事には、本センターの歴史の根幹でもある「ぬくもりSDGs(エスディージーズ)の取り組みについて」を掲載しています。

★最近の新聞等にSDGsのスローガン「誰ひとり取り残さない」(外務省平成31年1月アジェンダーより)また別訳で使われている「誰も置き去りにしない」が目立ってきました。

★SDGsは、世界で「今起こっている問題」や「今後、起こるであろう問題」を国連で2015年9月に世界193カ国で採択した17の国際開発目標です。(本センタHP機関紙2019年11月号欄参照)

★平成12年に本センターの将来を見越して活動の要点を検討した結果、国・県の人権活動の流れに合わせて、国連での人権を規範とすることにしてきました。当時採択された「国連ミレニアム」の開発目標は、人権・環境・平和の主要3目標でした。またこの年に、日本の国会で「人権教育と人権啓発の法律」が成立されたこともあり、「人権文化」が叫ばれていたことを考え、市教育委員会と協議して小中学校(16校)への「人権標語」を委託され、推進してきました。

★平成20年になり「子どものいじめ問題」が叫ばれたこともあり思慮したことは、人として大切な子どもの時代に、より一層「人権を心肝に染め、心豊かな人」になれるためにはどうすればよいかを考えた事業として ぬくもり「300字小説」を考え応募を始めました。

★今でも継続中で、初頭には50点程度であった応募が、今では10倍強の600点を超え、今年度の応募数は、各小中学校の取り組みにより、過去最高の応募(300字小説679点、標語3,019点)でありました。
その中から約20人の審査員で300字小説7点、標語30点を選考して表彰し、300字小説には挿絵を作製し大きく印刷して展示等も実施します。
本センターの人権タスク要素が多い中、マンパワーを考慮して、特別事業として実施してきました。

★平成21年以後は、先の基本路線を子どもたちへ、分かり易く推進するために、キャラクター(まゆちゃん一家)を自作考案し、その後、道徳・倫理・礼節を啓発するための4コママンガを作製。
人権本を市図書館と提携して選考し、その4コマ作品を子どもたちに配布する「しおり」へと展開しています。

★またスタッフ16名と共に各種「人権勉強会」を数回開催して市長・教育長への提言を実施してきました「いじめ防止の第3者委員会」の結成と「条例」の意見具申をし、全国初の結成・制定につなげることができました。
「道徳の教科化」に際して、人権活動のあるべき姿を13回に渡りワークショップにて論議して、道徳・倫理・礼節等をいかに表現すべきかを具現化を検討し、子どもの人権活動の糧としています。

★いじめ対策を劇化して、子供と共に考え意見を聞き合いながら進めている「子どもぬくもり教室」も小学校中心に展開しています。

★この間には、自作の「ぬくもりマンガ本・道徳副読本・標語300字小説入賞作品集に挿画を入れた冊子」の発行を逐次刊行しました。

★ホームページも多くの全国の皆さまに見ていただき「使用許可制」で使っていただいています。

今後もSDGsの精神で本気で継続邁進していきます。(m・h)、(k・y)