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不思議な「メビウスの輪」での平等観

「人権勉強会」を開催したその時撮られた講師の写真が話題になった。
手品に使われる「メビウスの輪」を皆さんに披露した得意そうな写真です

★メビウスは、ドイツの数学者が、(1858年8月8日)発見した。一般に紙等に表裏があるが、この表裏をなくし、表裏一体となる考え(裏表という密接であり切り離すことはできない)、連続性を具現化して現実に見せた点です。この難しいことを考え有名になりました。数式証明もされています。

これを実現の方法は、紙の帯の両端をもって片方の一端を180度ひねってその帯の両端をひねったままで、貼り付けるとひねられた輪ができます。この形には、不思議と表裏がないのです。

★このことを、<表に「女性」の字を、裏に「男性」の字を書き、この原理で上記のようにひねってみますと、同じ面に男女が書かれていることが分かります>「そうです!初めから男女は、平等なのです」と、話をしました。手品でないのに皆驚きました。
この原理を応用したのは、カセットテープです。裏表がないのでテープの両面がエンドレスになり、長く使えるようになったのです。

★人間は、個性があり、顔形は見れば違いは分かりますが、「言うこと、思うこと、行動すること」すべての瞬間の言動さえ違います。
こうした人間でありながら、同じ地球上に住み続けられるのは、人との交いがら「メビウスの輪」のように超え無くとも分け隔てなく繋げてくれる本性が、自然に身に付き、互いの心の違いさえ超えて通わせてくれるからではと思います。

★相反しているようでも、大元で一つの人間として繋がるからです。同じ地球上で生きて、同じ空気を吸い、同じ太陽や光・雨の恩恵を受け、同じ時間を過ごしているから平等で、裏表はないのです。

★ゆえに一人の人間は、すべて同じ権利のある人権を生まれながらにして、あるのです。メビウスは、このことを考えていたのです。だからこの輪を執念もって具現化したのだと思います。(y・k)