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ぬくもり3行詩

★人権は、憲法で国により、すべての国民を守ることが決められています。

 しかし公権力(行政力)からの人権侵害からは守ってもらえ易いですが、国民自身の間での人権トラブルを起こさないようにする必要があります。このためには、人間の持つ良い心が、日常の「そばにある」生活の中で自然の姿として表れ、互いに助け合える社会を目指すことが必要です。自由・平等・社会での権利などの大切なことを守るためにも重要なことです。

★人権の啓発活動は、このことを多くの人に知らしめ、自らが侵害されていることを判断できるようにするため、人権侵害の各項目内容の事象の周知をしています。

 これと共に、よりこれから社会を担う子どもたちへの人権の精神として大切な道徳・倫理を分かり易く「4コマ・マンガ絵」しおり等で知らしめ、また最近は、「いじめや犯罪からの自己防衛の法」を含め、みなが持っているレジリエンス(強い心)をいかに出せるか等を「アクティブ・ラーニング方式」で自ら主体的に行動できるよう「事案体験訓練」も含めた行事等も重点にして進めています。

 このように人権を身に付け、主体性あるようになるための「人権の4要素」をあげて事業の底流としています。

(1)人命を知る=命の大切さ
(2)人身を知る=役割の大切さ
(3)人心を知る=心遣いの大切さ
(4)人縁を知る=人と人との深いつながり

こうした日常のことを自ら創造した小説を300字にまとめ応募いただいています。

★本センターでは「300字小説」の募集を12年前から実施。年間493件に及び、小中学生の応募があります。また標語は2,967件の応募があります。

★3行詩を思うまま綴ってみました。既に文科省で進めていますが、このことも進める上で「3行詩は、よい人権ツール」です。

〇私の、ふところで鴨(かも)は、生まれ
  私を母親と慕い、人のように付きまとう
   愛に包み込まれたもの、みんな同じ。(TVで見たこと)

〇どこで、どのように生まれたとしても
  みな母親から、生まれた人間
   今から元気で希望に燃えて、生きられるように。

〇あなたには、あなたの良いことがあり
  私にも、あなたに無いものがあるから
   互いに力を合わせ、人のため、世のために。

〇今、幸せでも末永く同じとは、限らない
  今何をして、明日も、またあさっても
   そこの人に寄り添い、尽くして幸せを得よう。

〇平らかな心で、平らかな生活をつくり、
  和やかに過ごせることを、平和と言う
   とりまく事のささやかさの中に、この要素がある。

〇幸せとは、いやなことが何事も起こらないことではない
  人の一生に、多少のさわりがあっても、波乗りのごとく
   楽しみながら乗り越えられる境涯が幸せというのか。

〇まなざし方は、それぞれ人により違う、自分が差別されても恐れない
  自分の差別する心を律して、相手の良い心を湧き立たせながら
   温かく包み込み共に歓びあって価値ある人生を。