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「可児市いじめ防止条例」が本日可決される!

 本日(2日)の可児市議会・9月議会では、「いじめ防止条例」を市側から
上程をされた議案を議会の委員会の審議を受け、本日の本会議において、全会一致で
可決成立しました。
 この条例は明日から施行されます。
可児市では、一昨年(22年10月)冨田市長が、公約に掲げ市長就任後、
積極的に取り掛かり、すばやく「いじめ防止第3者機関検討委員会」を設置して
市民有識者5人とコーデーネィ-タ-1人により23年3月20日より検討を始め8月30日まで
の6回の検討会の結果を「いじめ防止第3者機関設置に関する提言書」として、
その年の9月15日に冨田市長に提言しました。
これをうけ平成24年5月1日より、この機関が発足された経緯があります。

 機関の最大権能としての、いじめ発生時の学校等の教職員の公務員法による
秘守義務の解除が最も大事であることからこのことを明記した条例の必要が
叫ばれてきました。
 この度こうした全国に先駆けた取り組みがなされました。

またいじめの最終責任は市長であるとの考えに立ち市長の権能としても関係者に
是正を求めることもできるとしています。

 今の世間での無責任の「たらいまわし」ができないような、いじめをなくすという
市長の決意の仕組みができています。
市長の言う「子ども達が安心安全の教育環境の中で幸せに学校生活ができることを
社会全体が取り組む仕組み作りが大事である」との当初の言葉が思い起こされます。

 制度は無機物です。これから魂を入れて本気で取り組みがされないと、
子どもだけでない誰もの心にも潜むいじめの命であり、この命が生活にでき難いように
することの葛藤(戦争)であり、一瞬の油断により簡単に発生することとなります。
 こうしたいじめ防止のしかけづくりの環境をつくるのは大人の行動責任です。
自分の団体ではこういうことをしよう!・自分の地域ではこうしよう!・自分の家庭では
どうしよう!と考えることが大切となります。永く現在まで進めている
「エデュ-ナイン(9)運動」の更なる実行なのです。

すなわち、今後は、「学校に負担なきように、多くの諸団体と市民の人達が
サイド支援の知恵を出して、何重にもいじめ防止対応の仕組みを網羅
していくことである。そのことで自らの団体・市民としての使命を果たすことである。
また、そのことを持続できていけるかがいじめ防止の決め手となると思う」
このとからも良い意味での競いが求められていくと良いと思う。

又当然のこととして教育・行政的な関わる組織の長の一念が大きく左右します。
「絶対起こしてなるものか」の一念が発生させない環境をつくるからです。

他力本願のところには必ず発生するものです過去の例でも薄々分かります。
 本センターも現在5つの事業を学校とタイアップして推進しています。
今後も、いじめ心が出ないように、ぬくもりの育みを更に推進します。(y・k)