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ホーム活動報告

家庭教育学級リーダー会開かれる!

 新年度、初の講話の機会が、4月11日に可児市の「家庭教育学級リーダー会」でありました。
 毎年、市内のある全ての幼稚園・小中学校からのお母さん85名によるリーダーの方の研修会です。
「家庭での子育てを、皆で考え学び合いながら、自らの家庭での教育に自信を
持ってできるようにする」このことを目的としているそうです。

 本センターの局長は、毎年この機会に講話をさせていただいています。
今回は、「女性が負けないということ」のテーマで話をさせてもらいました。
人権は「自らが自分らしく幸せに生きていくこと」にあります。
 特に女性の生きることの信念は力強いのです。

 ①タゴール(インドンの詩人・教育者・ノーベル賞受賞者)の「女性が負けないと言うことほど大事なことはない」「世の中の変化には、女性の力によることが多い」を引いて話を進めました。

・歴史的には、100年戦争のジャンヌダルク・米国での黒人解放「バス・ボイコット運動」のロザーパーク・国連人権宣言の起草者のルーズベルト女史・日本の原水爆禁止運動の発端は中野区の一女性の署名運動から・アイヌの伝承を守った知里幸恵・女性参政権運動の平塚らいてう等も女性の権利を主張し立ち上がったことから世の中が変わったのです。

 このように女性の正義感がいつの世でも大事なのです。
家庭の中であっても、お母さんがいることが子どもにとり大事なのです。

②オリンピックのことの例を引いて、力強く共に助け合いながらの団結を大切にして頑張ってください。またこうした機会を通していろんなことを学んでくださいとして。
(本センターH/Pの「今週のビタミン」2011・7・22日付け発信の内容を通して)
アトランタオリンピックの時のマラソン競技での出来事――アフガニスタンの選手が、2時間半遅れてゴールした。この選手は高校生であった。
この選手いわく「アフガンでも人々がちゃんと生きていることを、世界の人に見てもらいたかったーー。荒廃した祖国のために走ったとーーー。」

 信念を持つことの大切さが、人の心を動かすことになると思います。
③最後に「自分の子は自分の子らしく他人のまねなどせずに、肩肘を張らずに
伸びやかに、安心して子育てをーー。子育てのやり直しはいくらでもでき
ますから、勝つことより負けないことです」
局長は、このことをお話して終わりました。(m・h)