「ホーム」へ戻る

ホーム活動報告

「子どもの人権」講演会開催

国連「子どもの権利条約」採択30周年にちなみ、三羽佐和子(現)東海学院大学短期大学部教授、(元)幼稚園長を講師に招き、「子どもの人権」講演会を開催しました。

可児市民子育て中の親、祖父母、一般の方々等、幅広い年齢層が参加していただいた。

一方的な講話の時間だけではなく、初めての試みとして、「対話タイム」と題し、講師との質疑応答の時間を取りました。
参加者のすべての方から「対話タイムで、直接講師に相談できる時間があり、大変よかったです」と言っていただいた。

報道機関は、ケーブルテレビ可児の記者が、当日取材に来ていただき、講演会と、当時開催の「人権マンガ展」の撮影をされました。
記者の方は2時間以上講演会に参加された。
その様子は12/11~18の1週間、番組内で放映されました。

今回、世代が違う方々が多数参加していただき、お手伝いをしていただいた皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

<講演・講話内容>

昨今、子どもを虐待する事件が多く感じる。人権擁護委員としても活動を続けているが、子どもから直接電話や手紙などの相談を受けることがある。
親から虐待を受けるのは「自分が悪いから、虐待されるんだ」と感じている子がいる。

「子どもは親の大人の所有物ではない」
子どもを人として、1人の人間として、接し、子どもは、どんなに小さくても人間として、人格を持っている。親や大人に守られる権利がある。
子どもには小さいころから「あなたが大好きよ」と接し、ギューと抱きしめる。すると子どもは、自分の体を通して、愛されていることが分かる。
幼児期はたくさん遊べばいい。そうすると生きていくうえで、一番大事なことが育つ。
幼児期はたくさん、うーんと褒めて、愛してあげる。

◎5つはその子の良い所をみつけて、冷蔵庫に貼ってみる。怒った時に、ハッと気が付き、冷静になるでしょう。