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「外国人人権」講演会2018

本年度は「外国人の人権を尊重しよう」を重点事業として進めています。

その事業のひとつであります、「外国人人権講演会」を、9月21日(金)今渡の市福祉センターで、市民生児童委員連絡協議会の協力を得て、約200人の市民の皆さんに、市国際交流協会の各務眞弓事務局長の「外国人と人権」をテーマとする、外国人の現状や外国人が抱える問題について学んでいただきました。

「市内には約7,000人の在留外国人の方々が居住されており、岐阜市についで2番目に多い市です。この人達がいないと市の人口は10万人に達していない。」から始まり、潜在する外国人の子どもの不就学に触れ、「日本国籍がないので教育の義務がない」と不就学になる原因を指摘。

その上で「外国籍の子ども達にも教育を受ける権利がある。学習言語を覚えるだけでも、4年~7年はかかるのに、頭が悪いと決めつけたり、特別支援学校を勧るのは間違っている」と訴えられるとともに、「地域で暮らす外国人の多くは、まだまだ制度の壁、言葉の壁、心の壁を感じている。その壁をのり越えるため、お互いに文化的違いを認め合い、地域の構成員として対等な関係を構築し共に生きていきたい。」と講演され、外国人の人権問題を考える契機となったのではないかと思います。