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「ぬくもり教室」自己教育力

 本センターが行っている人権啓発活動の一つとして、「ぬくもり教室」があります。
この教室は、市内11小学校を年に2校ずつ巡回していく人権教室です。
今年は、兼山小学校と帷子小学校の3、4年生を対象に行います。
 本センターの推進員の方と事務局で、その年のテーマに沿った内容を考え、要項を作り上げていきます。
 しかし、学校と私たちの考えが一致していないと児童が混乱するといけないため、何度も会議を開き、学校との打ち合わせを行いながら、要項が出来上がってきました。

 このリーダー会を指揮する方が、推進員のSさんです。
Sさんは、元小学校教員で「ぬくもり教室」の推進員として、活躍していただいています。「退職してからは、家事や趣味を楽しんでいたが、社会貢献する良いきっかけになりました」と言っていただき、現在はリーダーとしてこの事業を引っ張ってくれています。

 Sさんは、優れた才能の持ち主ではありますが、自己教育力の備わった方でもあります。自己教育力とは、自分で学習課題を見つけ、到達目標を定め、学習に取り組み、学習成果を評価し、その評価を次の学習に役立てるといった能力のことです。
 いくつになっても、高い目標に向かって頑張り続ける姿は、尊敬します。
身近にお手本となる先輩方と活動できることに感謝する日々です。