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ホーム心のビタミン

「コロナ禍の中の啓発」

「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」
この言葉はご存知ですか?
できそうもないことであっても、強い意志を持ってやり通せば必ず実現できる。
結果が得られないのは成し遂げようと思って行動しないからだ
このような意味があります。

江戸時代の大名であった上杉鷹山(1751年~1822年)が、家臣に教訓として読み与えた歌です。(中国の古い言葉で、色々な人が口にしていますが、鷹山が言ったのが、一番ぴったりきている為、定着していますね)
上杉鷹山といえば、財政危機に陥っていた藩を経営改革により立て直した人物で、アメリカのケネディ元大統領が、尊敬する日本人として名前を挙げたこともありました。

新型コロナウィルスは、感染の拡大だけではなく、それに関連して様々なイベントの延期や中止など、これまで、当たり前に行っていたことに、大きな影響を起こしています。
本センターの可児市民への人権啓発活動も従来通りできないことも多々ありました。
しかし、いかにこの活動を絶やさないよう、この継続してきた糸を断ち切らないよう、「やめてしまうのではなく、どうしたら出来るか」を常に考え、他団体の協力の結果、コロナ前と同じような活動を行うことができました。

「人権啓発」とは、今、目に見える形となって表れることばかりではありません。この活動が、何年後かに実を結び、携わった方々が、人生を支える糧となってもらえれば、そんなことを考えながら活動を継続しています。